ハンガリー旅行記 5
- 林田
- 2018年2月9日
- 読了時間: 4分
Hogy van?(ホジ ヴァン)
お元気ですか?
温泉では熱めのお湯に肩まで浸かり、水風呂に入り、またお湯に入りを繰り返して長風呂する林田です。
さて!とうとう本日からMANGALICA FESZTIVÁ(マンガリッツァ・フェスティバル)が始まりました!
明日、10日(土)にはJózsef先生が案内してくださるということで、今日は下見を兼ねて村西先生とチラ見してきました。
マンガリッツァ・フェスティバルは、ブダペストの主要な観光名所でもある聖イシュトヴァーン大聖堂から歩いてすぐの自由広場で行われています。

バンドの生演奏が行われているメインステージには、ありましたね!主役さまの御姿が・・・。
なるほど、やはりポスター映えするのはブロンド(マンガリッツァは毛色によって、ブロンド、レッド、スワロウベリーの3系統に別れています)ですか・・・。そうですか・・・(スワロウベリーも可愛いんですけどね・・・)。
会場には、お菓子やお酒、軽食、革製品や羊毛製品など、多くの露店が並んでいます。



そして、マンガリッツァ農家によるマンガリッツァの加工品の露店もずらりと出店されていました。
こちらはとりあえず明日にとっておくということで、今日は散策で終わりました。


また、特に昨日訪れた中央市場でも同じように感じましたが、ハンガリーではスカーフなどの布製品や、カバン・手袋などの布製品がとても安いです。
手触りの良いスカーフは、1枚500-1500Ft(200-600円)から買えます。
滑らかな革でできた手袋なども、日本で買えば5桁以上しそうなところ、観光地価格でも4000-5000円程度で手に入れることができます。
パプリカやカロチャ刺繍と違い、ザ・ハンガリーな物ではないかもしれませんが、気に入ったものがあればお土産として購入するのをとてもお勧めします。
フェスに話を戻しまして。
会場には加工品だけでなく、マンガリッツァの生体も来ていました!
「名を冠するお祭りとはいえ、さすがに首都のど真ん中に家畜は持ってこない可能性もあるよな・・・」と、考えてもいましたが、流石、農業大国ハンガリー!
見たことのある姿とはいえ、原産国で実際に目にするとドキドキします。




フェスを後にし、一路、市民公園へ向かいました。
この公園には、動物園や西洋美術館、現代美術館など芸術関連の施設や娯楽施設が集まっています。
東京の上野のような感じでしょうか。
私たちはここで、『農業博物館』に立ち寄りました。

写真奥に見える建物は、ヴァイダフニャド城です。
農業博物館はこのお城の内部をそのまま利用しています。
博物館自体の歴史も長く、設立は100年以上も昔になるそうです。
それだけ昔から、農業やその歴史に対する価値を強く認識していたということでしょうか。
館内の展示物は、家畜化の起源に関するものから始まり、ハンガリー農業の今昔を伝える資料や、野生動物の剥製や標本がずらりと並んでいました。



博物館横の広場では、露店が並び多くの観光客が訪れていましたが、うって変わって博物館にはほとんど来館者がおらず、先生と会話をしながらのんびりゆっくり周ることができました。
また、館内は全て撮影が可能でした。
館内スタッフに確認を取った時も、「もちろん!ぜひぜひ撮っていってちょうだい!!!」と食い気味に許可してもらえました。
おそらく、「そこまで興味持ってくれるの!?嬉しいよ!!」といったニュアンスだったのだと思います。
農畜産業はハンガリーの主要産業の一つです。
農業博物館は某旅行雑誌でもサラッと触れられている程度の場所ですが、ハンガリーを知るためにはぜひ訪れるべき場所の一つでしょう。
と、いち畜大生としてお勧めしておきます。
余談ですが、私は今回うっかり国際学生証を発行し損ねていましたが、村西先生が交渉(といっても「学生チケットある?」くらいの簡単なもの)してくださったおかげで、大人料金の半分、800Ft(約320円)で入ることができました。いぇーい。
その後は、市民公園内にある『セーチェニ温泉』へ行きました。
わたくし、温泉大好き人間なのですが、今回ハンガリー旅行をするまでハンガリーが温泉大国なのを知りませんでした。
ブダペスト市内にも大きな温泉施設があちこちにあります。
今回訪れたセーチェニ温泉はヨーロッパ最大規模の温泉施設です。
施設内は撮影可能だったのですが、あいにく防水カメラを持っていなかったので載せられる写真を撮れなかったのが残念です。
興味がある方はぜひ調べて見てください。
素敵な画像がたくさん見つかります。
そしてハンガリーに興味を持ち、マンガリッツァを知り、十勝にも訪れるとよいでしょう。
今日はブダペストを訪れて初めて晴天が見られた日でした(午前中だけでしたが・・・)。
全体的にのんびり過ごすことができ、よいリフレッシュ日になりました。
しかし、遊んでばかりいては卒論を頑張っている4年生に怒られてしまいそうなので、これから私も仕事をします・・・。
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