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第100回 哺乳類学会 in 沖縄と旅行記

こんにちは

博士3年の金です。


9月に入りましたが、今年は十勝も気温が下がらずむっちゃ暑いまんまですね

基本的に十勝は湿気がなく夏でも日が沈めば涼しくなるし

9月になれば下手すりゃ寒い日やってあるんですが、今年は全然違いますね


十勝も暑いですが、もっと暑い沖縄で開催される第100回 哺乳類学会に岡崎くんと一緒に参加してきました!


やっぱ沖縄で学会発表するなら、正装のかりゆしでやらんとダメでしょ!

ってことで前日に買って参加したら誰も着てなかったですね笑


私の演題名は「放牧環境におけるマンガリッツァの耐寒性獲得に関する生理学研究」で

岡﨑くんの演題名は「マンガリッツァの季節に伴う脂肪酸組成と脂肪の遺伝子変動に関する研究」でした。


初めて哺乳類学会に参加した印象としましては、哺乳類というより野生動物ですね!

なので、行動観察、食糧調査、年齢推定などなど野生動物に関する研究が多く

その生理機能に関する研究は少なく感じました。

あと、もしかしたら「放牧」とか「家畜」とか「マンガリッツァブタ」とか「生理学」とか「遺伝子発現」とかは受けが悪いかもしれませんね笑。

次回参加するときは、やはりタイトルを学会に寄せた派手なものにするなど、工夫をしてみようと思います。



学会参加とはいえども、どうせ沖縄に来たということで色々食べたり、色々見てきました。

まずは、やっぱりヤギですね!

正直、ヤギは独特の臭いがあると聞いていたので、怖かったですが

私たちが食べたヤギ料理はどれも臭くなかった!臭いはヒツジに近かったですが不快感は無かったです。

すっごい美味しかったですね!また食べたい!


それ以外にも再建設中の首里城にも行ってきました。



私たちが沖縄に滞在していたときに、丁度首里城の再建設現場を見学できるイベントを行っていたので、見てきました。

再建設現場だけでなく、首里城の歴史や各建物の意味・利用用途などが記載されていましたので、すごい勉強になりましたし、歴史を知ることができ楽しかったです。


最後に、私たちは寒さに強いラードタイプのブタでマンガリッツァを研究していますので

逆に、暑い地域で生息するラードタイプのブタであるアグーブタについて、今帰仁村にある髙田牧場さんの所に視察に行ってきました!




髙田さんは、沖縄におけるウシ、ヤギ、ニワトリの在来品種を飼養しています。

沖縄における祭事への利用や食べることで家畜として保存するという活動を行ってらっしゃいました。

髙田さんには、アグーブタの成り立ちや、沖縄における食文化など様々な観点からお話を聞くことができ、2−3時間があっという間に過ぎていきました。

沖縄の歴史、文化、特には畜産物との関わりを知ることができ大変有意義な時間でした。楽しかったです!



4日ぐらいの沖縄滞在でしたが、沖縄の食文化、歴史、家畜との関わり合いを知ることができとても濃密な旅行(学会参加)となりました。

学会参加やアグーブタの視察で、熱帯地域における動物の生理機能も面白いな思ったので

何か沖縄における動物に関する研究を行い、また沖縄に行きたいですね!


では今回はこれぐらいにして

またどこかで!

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