クジラセミナー
- 兵庫
- 2018年7月15日
- 読了時間: 2分
こんにちは!最近、愛猫の便秘に頭を悩ませている兵庫です。
今回のテーマはクジラです。
毎月帯広で開催されている十勝マイナー校に参加し、講師の福井豊先生と日本鯨類研究所の茂越敏弘さんから、「クジラ胚の体外生産と最近の調査捕鯨」についてお話を聞き、クジラについて勉強してきました。
突然ですが、みなさんはクジラについてどのくらい知っていますか?
クジラについて少し紹介したいと思います。
クジラは漢字では「鯨」と書くため魚類と思われがちですが、私たちと同じ哺乳類です。また、クジラの仲間は、潮を吹くヒゲクジラ類と吹かないハクジラ類のふたつに分けられます。このハクジラ類のうち、4mより小さいものがイルカと呼ばれている種類なんですよ。
またクジラの寿命は、小型種で約40年、大型種で約70年ですが、120年以上生きる個体もいるそうです。とっても長生きですね!
ちなみにクジラの年齢は耳垢を見てわかるみたいです。
セミナーでは、クジラ胚の体外生産について、捕獲したクジラからの精子や卵子の採集、卵子成熟、体外受精などに関する研究のお話を聞きました。
クジラは海にいる哺乳類であり、地上にいるウシやブタとは体構造が大きく異なるためため、胚の作出もとても難しいようです。
まだまだ課題は多いと思いますが、これから研究が進んでクジラの人工授精までできるようになったらと思うと、とても興味深いですね。
さらに、茂越さんからは日本鯨類研究所の活動内容について紹介して頂き、日本の捕鯨の歴史や現状、そしてこれからについて深く学ぶことができました。
これから私たち人間はクジラとどのように関わっていくべきなのか、世界全体でしっかりと考えていかなければならないなと思いました。
セミナーの後はみんなで一緒に夕食を食べました。
クジラのお刺身やカニなどたくさんの美味しい海の幸を食べて大満足でした!!

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